一戸建ての屋根の塗り替えで注意したいポイント
投稿日:2016年10月24日
木造建築の一戸建ては、屋根の塗り替えを適切に施工すると、建物が長持ちしやすくなります。屋根は風雨だけでなく紫外線の影響も受けやすい場所です。防水性は自然に経年劣化しますので、できるだけ塗料の保証期間内に、次の塗り替えを検討するように心がけましょう。
屋根の塗り替えで注意したいのは、必ず古い塗膜を完全に除去してもらうことです。塗膜は塗料が乾燥して形成されます。塗膜は自然に経年劣化しますが、古い塗膜が残ったままの状態で屋根の塗り替えを施工してしまうと、はがれてしまう危険性が高くなるのです。見積もりは、古い塗膜の完全除去が含まれているかを確認しましょう。
下地塗りと上塗りの二段階で施工してもらうと、塗膜の効果は強められます。塗装の手順や回数も確認し、そのうえで塗料の種類も確認しましょう。塗料の種類によって、効果が異なります。防水性、撥水性、耐熱性、耐久性など、さまざまな効果のうち、どのような特性が備わっているのかを説明してもらうと理解しやすくなります。
笠間市の一戸建てで屋根の塗り替えを施工するときは、冬の寒冷な気候への配慮も意識しましょう。笠間市は冬の気温が氷点下になることも多く、屋根が凍結します。凍結すると塗膜は収縮し、昼間の直射日光で溶けるものの、熱による膨張が発生します。伸縮と膨張の繰り返しは、塗膜の経年劣化を促進させてしまいます。伸縮と膨張が繰り返されても耐久性が発揮されるように、歪みに強い塗膜に仕上がるように塗料を選ぶと良いでしょう。